フエフーズにたどり着いたいきさつについてご紹介します。
焼酎のルーツがベトナムだからというのは、実は後付けだったります笑
フエフーズの出資を見てみるとサイタホールディングスという福岡県にある建設業や採石業を主にしている企業となっています。
建設業・採石業というのは、主に公共の道路を作ったりする事業のことです。
建設業・採石業の企業がなぜ『ベトナムでお酒造り』という話になりますよね笑
少し3セクションに分けて説明していきます。
1.ベトナムは酒造りで来ていなかった 先ほどお話していた通り、サイタホールディングスは建設・採石業を主としていました。地元の福岡だけでなくパキスタン、アフガニスタン、シンガポール、カンボジア等の国でも高速道路の建設や病院の建設事業を行っています。ベトナムもその視察の一環で訪れていたとのことです。
2.創業者の憧れ
ベトナムで道路施工で視察にきていた当時の社長の才田善彦(私の祖父です笑)は、かねてより酒蔵を持つことに憧れがあったみたいです。
お酒を飲んでいるイメージないのに、そんな夢を持ってたなんてという孫の印象です(笑)。
ベトナムに視察に来た際に広大に広がる田んぼを目の当たりにし、ベトナムの気候を活かして酒造りができるのではないかと考えたそうです。
3.実現へのハードル
そういう理由で酒蔵作りを始めようとしたのですが、2つの大きな問題に直面します。
1.本業の建設業・採石業の業績悪化によりベトナムの道路工事施工による進出の断念。
2.リスクが大きすぎる投資であるため銀行融資がおりない。
という問題に直面しました。そこで解決したのが、祖父の自己資金で工場を設立し、採算が取れた時点で子会社化するということでした。
その後も色々問題があったのですが、現地で働いている(働いた)日本人スタッフとベトナム人スタッフと購入していただけるお客様のおかげで今でも醸造することができています。
これからを築いてく身としては、ベトナムの良さをお酒を通して、日本へ、そして世界に広げていく役割を担いたいと思っています。ブログではそういうことを伝えていきたいと思っています。