
【酒造会社直伝!梅酒レシピ】自宅でできるおいしい梅酒の作り方
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日本の伝統的な自家製リキュールといえば、やっぱり梅酒!
家庭で作る梅酒は、スーパーで手軽に手に入る材料で簡単に始められ、好みに合わせた味わいを楽しめるのが魅力です。本記事では、初心者でも失敗しにくい基本の梅酒レシピから、美味しく仕上げるコツ、さらにアレンジアイデアまでを詳しくご紹介します。手作りの梅酒で、特別なひとときを楽しみましょう。
梅酒とは
梅酒は、青梅をアルコールに漬け込んで作る日本の伝統的な果実酒です。その歴史は古く、保存食の一環として発展しました。家庭で作る梅酒の最大の魅力は、自分好みの甘さや香りを調整できる点。市販品にはない手作りならではの風味が楽しめます。また、家庭で漬け込むことで、愛着が湧く特別な一杯になります。
- 梅酒の歴史や特徴
- 自家製梅酒の魅力
- 市販品との違い
作り方
(1)用意するもの
- ホワイトリカー(焼酎)
アルコール度数が25度以上であれば可能。消毒の役割も果たしているのでアルコール度数が低い日本酒やワイン、ビールを使用すると腐る可能性があるので要注意です。酒税法的にもNGです。
- 青梅
約1kg。傷のない新鮮なものを選びましょう。傷んでいるものは劣化や雑菌が多いので要注意です。非常に大事な選定ですので、慎重に行ってください。
- 瓶
容量4リットル以上のもの
- 氷砂糖
500~800g。アルコールの味わいが苦手な人は多い方がいいです。
(2)仕込み
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青梅の下処理
- 青梅を水洗いし、清潔な布で水気を拭き取ります。
- 爪楊枝で梅のヘタを丁寧に取り除きます。
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ガラス瓶の準備
- 使用する瓶を熱湯やアルコールで消毒し、しっかり乾かします。
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材料を瓶に入れる
- ガラス瓶に青梅と氷砂糖を交互に入れます。
- 最後にホワイトリカーを注ぎ、瓶の口をしっかり密閉します。
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漬け込み期間
- 梅酒は冷暗所で保存します。3ヶ月から6ヶ月ほどで飲み頃になりますが、1年以上漬け込むとより深い味わいが楽しめます。
こだわりのポイント
- 漬け込むお酒の種類
梅酒を作る際のお酒選びは、仕上がりの風味を大きく左右します。以下のポイントを参考に、自分好みの味を見つけましょう。お酒の種類によって、香りや味わいが変わるので、好みに合わせて選んでみてください。
・アルコール度数:35度以上のものを選ぶと、梅の風味がしっかり抽出され、保存性も高まります。
・クセの有無:ホワイトリカーはクセがなく定番。ブランデーや焼酎はコクや香りを楽しみたい人向け。
・甘さとの相性:日本酒やウイスキーは甘さが控えめで大人の味わいに。スッキリした仕上がりにしたいならウォッカもおすすめ。
・飲みやすさ:初心者にはクセのないホワイトリカー、濃厚な味わいが好きならブランデーがぴったり。
- 砂糖の量
喉ごしがアルコールの味わいでもありますので、しっかりお酒を楽しみたい人は少なめ、苦手な方は多めに仕込んでおくと、ほどよい甘さになっていきます。日本酒などすでに甘いものを足して調整していくのもありです。
- 漬け込む期間
3ヶ月—1年で味の変化を楽しめます。長期間漬けるとコクが増します。
- 保存場所
直射日光が当たらない冷暗所を選びましょう。温度が高すぎる場所は避けてください。
- 定期的なチェック
漬け込んでいる途中で材料の状態を確認し、異変がないか確認しましょう。
よくある質問(Q&A)
- Q: 漬け込んだ梅はどうするの?
- A: 漬け終わった梅は捨てずに、ジャムや梅シロップに加工して活用できます。
- Q: アルコールの代わりに使える材料は?
- A: ノンアルコール梅シロップを作る際には、砂糖と水で代用可能です。
- Q: 失敗しないための注意点は?
- A: 材料の清潔さを保つことが重要です。また、カビが発生しないように瓶をしっかり密閉しましょう。
- Q: 日本酒や日本酒やワインやビールといったものでも梅酒を仕込むことは可能?
- A:酒税法では、果実酒(梅酒など)を自家製で仕込む場合、使用するお酒のアルコール度数が20度以上でなければなりません。これは、20度未満のお酒では十分な殺菌力がなく、発酵や腐敗による衛生面のリスクがあるためです。
まとめ
家庭で作る梅酒は、初心者でも簡単に始められ、自分好みの味を楽しめる魅力的な飲み物です。基本の作り方をマスターしつつ、アレンジや飲み方を工夫して、特別な一杯を堪能しましょう。自家製の梅酒が、日々の食卓や大切な人との時間をより豊かにしてくれます。
上記を意識して製造している弊社の梅酒はこちらにありますので、もし興味ございましたら一度覗いてください。