【焼酎を知る】| 本格焼酎新時代 | ①伝えたい焼酎の事実

投稿者 : SaitaYoshiro on

今回からがっつり近年の”焼酎”について考察していきます。時代は1980年代~2010年頃までです。すでに10年前なので古いかもしれませんが、残念ながら本格焼酎の課税移出量をみてもこの10年で目当たらしい変化はありませんでした。そのため新しい本を出すに出せない感じなのかもしれませんね。

著者の『中野元』氏はなんとベトナムのフエフーズにも来たことがある福岡の方です。いきなりフエフーズに触れられててびっくりしました!現在も福岡におられるそうなのでいつかお会いして、また来てくれると嬉しいなと思っています。

サムネ画像にも書いていますが、日本における焼酎の位置づけをご存知でしょうか?

輸出量では日本酒(清酒)に劣っているものの、製成数量、酒税額、消費金額では清酒を上回っています。まさに『日本(の蒸留)酒』と名乗ってもいいのではないかという印象です。

 

焼酎はどこから広まっていったと思いますか?
ルーツをさかのぼるとタイ王国から琉球、鹿児島に伝わったとされるので九州南部であることは間違いなさそうです。だから、鹿児島もしくは宮崎と思われる方も多いかと思いますが、消費量ベースでみると2003年まで「熊本が1位でした。時点で大阪です!2003年て割と最近ですよね。びっくりすることが本当に多いです。

熊本といえば、球磨焼酎ですね!俗にいうのは米焼酎です。焼酎といえば、「芋」か「麦」を連想しますよね。
1998年時点では、

麦:約180千kl
芋:約65千kl
米:約55千kl

という差がついていました。圧倒的「麦焼酎」と同時に「芋焼酎、低い!」という印象です。

10年後の2009年では、

麦:約210千kl
芋:約205千kl
米:約55千kl

という結果になっています。「芋焼酎、何が起きたんだ!?」という感じですね。この期間の芋焼酎ブームを第三次焼酎ブームという期間と呼んでいるみたいです。ブームについては、次回からのの説明になります!

 

 

ーーー本日のおススメーーー

夢玄舞です。玄米焼酎という珍しいジャンルの米焼酎です。日本にも調べた限り2、3種類くらいしかなかったと思います。精米していない分、雑穀感があるのが特徴ですが、香りはかなり優しいです。麹は、ベトナムにある麹菌を使用しています。気になった方は、画像をクリックください。

 

 

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