日本酒(醸造酒)と焼酎(蒸留酒)の違いと似ている点について

投稿者 : SaitaYoshiro on

今回は、日本酒と焼酎の違いの説明から入っていきたいと思います!

似たようなサイトでいくつか述べられてるので、既に知っている人いましたら、なんか言ってるなーくらいに思っていただけたらです。

 

日本酒とは・・・

一般的に『日本の米』、『日本の米麹(こうじ)』と『水』でアルコール22度未満で『日本で醪(もろみ)を絞った』アルコール飲料のことです。

「じゃ『清酒』って何!?」って質問も聞きます。

清酒はというとさっきの文章から『日本の』を削った部分ですね。

日本で造っている日本酒がほとんどですので、日本酒=清酒といっても過言ではないでしょう。

「清酒」は誰も使っていないので、日本酒って呼んでるだけですね。

では、『SAKE』とは何でしょう? これは清酒の外国語読みと認識して頂けたらと思います。

外国人の感覚では、SAKE=清酒という認識です。

個人的な感覚ですが、SAKEに興味があるのであって日本で造っていることにこだわっているわけではなさそうな印象を持っています。

今ではSAKEを知らない人はほとんどいないですが、

それでも知らない人には、『rice wine(ライスワイン)』という表現がベストですね。

ライスワインは米を原料とした醸造酒全体を指しています。

身近な他の例だと、『ワインと果実酒』が上げれますね。果実酒の中にワインがあるのですが、皆さんもなんとなく認識しているワードですね。

 

米の醸造酒とは…

米を使った醸造酒(ライスワイン)なるものは一体どれくらいあるのでしょうか?

wikipediaの情報によると、19種類あります。

東南アジア、アジア中でそれぞれ呼び方があるくらい種類が豊富です。米と水だけで醸造しアルコール発酵させてたという括りにするとだいぶ減るのかもしれませんね。

日本酒が世界で注目されていますが、もしかしたら紹興酒が注目されるようになったかもしれませんし、マッコリが世界中で造られるようになるのかもしれません。

日本酒(sake)が世界で注目されていて、他の米の醸造酒がまだ注目されていないのは何かありそうですね。

そして、本当にSAKEとして世界でワインと同じように通用するのかという点でも他のライスワインとの闘いが待っているのかもしれません。

 

焼酎とは・・・

焼酎とはSAKE(清酒)を蒸留させたものです。

『蒸留』ってなんぞやって話ですね。

簡単に言うと、清酒を沸騰させて気体し、気体になったものを冷やして液体に戻すことです。

「でも焼酎のアルコールで25°くらいで、清酒は15°なのになんで度数増えてるの?」
って疑問が出る方もいると思います。

これは、水とアルコールの沸騰する温度が違うということが肝になります。

水は100°で沸騰し気体になりますが、アルコールは78°で気体になります。

つまり78度以上で蒸留していくと、より多くのアルコールが抽出されることが可能です。こうしてできたのが焼酎です。

他にも、麦の醸造酒を蒸留するとウィスキーになり、ぶどうの醸造酒を蒸留するとブランデー(アクアビット)という蒸留酒になります。

どれくらい種類があるかは、コナンに出てくる黒の組織の男性キャラクターの名前くらいあります笑 
*女性はワインベースのカクテルが多い気がしてます。

 

似ている点・・・

日本酒(清酒・sake)と焼酎で似ている点は、どちらも米をベースにして醸造酒を造っているところです。

芋焼酎や麦焼酎は、芋や麦を原料にし、醸造酒を造るための米麹と水を入れて、醸造酒の状態を一度造ります。

その後蒸留し、芋や麦の香りがついている状態のことを刺します。なんとなくジンの造り方と似ています。

余談ですが、世界で流行しているジャパニーズウィスキーがありますが、あれは普通に麦の蒸留酒を日本で造っています。

個人的には、米麹を用い、麦で蒸留した麦焼酎がジャパニーズウィスキーであってほしいなと思っています。

壱岐ゴールドの麦焼酎は樽で熟成させたジャパニーズウィスキーだと思っています。

ただこうして作ったものをウィスキーと呼んでいいかは国の酒税法によるのかなと思っていますが笑

 

異なる点・・・

簡単に言うと蒸留しているのか、していないのかという非常にシンプルです。

 

まとめ

どちらも造りに歴史が深いので、深堀していくと日本の歴史が学べたり、世界の歴史が学べたりします。

いつどのようにして酒ができたのか、焼酎はいつから飲まれるようになったのか。

なぜ日本酒が世界で注目されているのに、焼酎はそこまで注目されていないのか、様々な疑問が出てきます。

その疑問への回答していくことが、フエフーズが”ベトナムから世界へ”発信していく手掛かりになると思っています。

 

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